別居中に受けられた支援について
こんにちは、ヒラリです。
前回も書きましたが、先日実家の居候を卒業して娘と二人暮らしを始めました。
そしたら今まで受けることができなかった市からの支援を受けられることになりました!
簡潔に書くと
・保育園に入所できた
・社会保険から国民保険に切り替え
・児童手当てを私名義で受け取れる
の3つの支援を受けられることになりました。
私が1番ありがたかったのはなんといっても母子家庭扱いで保育園に入れたことです。
「母子家庭扱いで」という所がとっても重要です。
別居中なのに、婚姻しているのに、母子家庭!
バンザイ!(∩´∀`)∩
皆さんもよくご存じかとは思いますが、来年9月(予定)からは保育料が無料になります。
でもそれまでは収入に応じて保育料が決まります。
別居中でも夫、妻の二人の収入を合算して保育料が決められます。
いくら「別居中なんです!」、「調停中でもうすぐ離婚するんです!」と言ってもあくまでも婚姻中は夫婦二人の収入で保育料が算出されました。
私も何度か市役所の窓口で確認しましたが、離婚確定でも婚姻費用をもらっていなくても、離婚が成立するまでは保育料は夫婦の収入を合算したもので、ということでした。
これって、すぐに離婚できる人はいいですが、別居が長引く人にとってはかなり厳しいですよね。
「1円も生活費もらってないのにっ!」って何度も叫びたくなりました(笑)
ところが先日、市役所の窓口の方に、
「振興局にあるDV被害者の相談窓口に行ってみては?」
と。
振興局?
DV被害者?
私、被害者なの?
ケガで入院とかしたわけじゃないんですけど…
なんだか窓口の方がオーバーに受け取ってるんじゃないかと。
でも市役所の方がテキパキと振興局に連絡をとり、このまま振興局へ行ってDV被害の相談をしにいく流れに。
そして振興局の支援センターに着くとDVについての簡単なアンケートに答え、担当者と面談。
するとその日のうちに
DV被害者として保護します といった内容の書類をいくつか発行していただきました。
皆さん、仕事が早い!
お役所仕事なんて誰がいったの!っといった感じであっという間に私はDV被害者として保護していただけることなりました。
今回の保育園の入所や児童手当ての受け取りなどは、その振興局から発行していただいた書類のお陰です。
その書類を市役所に提出すると、母子家庭の方が受けられる支援のうちのいくつかを受けることができます。
お住まいの地域によって違いはあるとは思いますが、
私のように保育園に入れたり、
児童手当てを夫の口座ではなくて自分の口座で受け取れたり、
保険証から住所が知られないように国保に加入できたり、
また別居期間が長くなれば児童扶養手当の受け取りも可能になるようです。
ハローワークの職業訓練も母子家庭として受講できて少額ですが支援金も受け取れます。
私も職業訓練を受講する予定なのでこちらについてはまた詳しく書かせてください。
とにかく今回お伝えしたかったのは、
DV被害者の相談窓口に行ってみてください!
ということです。
地域によって機関の名前は違うみたいですが全国にあるそうです。
私はたいしたケガをしたこともないし、今は別居もして安全だしなー
と思っていたので自分がDV被害者という自覚がありませんでした。
別居期間が長くなっていたので余計に危機感の様なものが薄れていたのかもしれません。
でも支援センターでのアンケート結果を見たら私は立派なDV被害者でした。
センターの方のお話では、自分がDV被害者だと気づいていない方も多いそうです。
特に日常的にモラハラを受けていた人は、身体にケガをした訳ではないこともあり、気がつきにくいみたいですね。
(私も日常的にモラハラを受けていました)
私は振興局の支援センターに相談して本当に良かったです。
教えてくれた市役所の方に感謝です!
教えてもらえるまでは支援センターの存在は知らなかったですし、まさか自分がDV被害者として保護され、母子家庭の支援が受けられるとは思ってもいませんでした。
今まで調停で婚姻費用すら決まらず、なかなか前に進むことができずにいましたが
今回で少し前進できた感じがします。
保育園に入れた。
そしたら仕事ができる。
生活が安定する!
もし、別居中で不自由な生活をしている方がいましたら市役所、区役所に相談。
もしくは振興局などのDV被害者の支援センターへ相談。
とにかく利用できる機関、施設、窓口は利用してみる!
ダメ元でも行ってみてください。
新しい道が開けて来ると思います。
親や友達に言いにくいことでも、窓口のプロの方にはサラッと言えちゃうって場合もあると思います!
私も両親や友達には心配をかけたくなくて、言えずにいた事もありましたが、窓口の方には話せちゃいました。
向こうはそれが仕事、プロなんだ、と思うと恥ずかしいとか知られたくないといった気持ちはなくなりサラッと話せました。
担当の方も慣れてますから、聞くのも上手なんでしょうね。
とにかく、生活が安定するまでは利用できるものは利用する!
使えるものは使わせてもらう!
図太くたくましく生きていこうと思いました。
振興局や支援センター、DV相談 など ちょっと検索してみてください。
きっと力になってくれる人、場所があると思います。
一緒にがんばりましょう!