調停をやってみて感じたこと①
こんにちは、ヒラリです。
先日の1回目の調停。
結局、婚姻費用については話がまとまらずに終わってしまいました。
2回目の調停で、主人側から収入を証明する書類が提出される予定なので、それを元に婚姻費用を決定できたらなと思っています。
主人がまともな書類を提出してくれるといいのですが、、、、
自作した給与明細(実際の収入より少なく作成して)とか持って来そうで恐いです(笑)
さて、調停を終えてみて感じたこと。
以前のブログでもチラッと書いたかもしれませんが、私は2年前にも1度調停を経験しています。
その時は主人の不貞&隠し子発覚の為、離婚したいと調停を申し立てました。
結局、不成立になってしまったのですが…。
その時は初めての調停。
とっても緊張しました。
しかも弁護士さんに頼んでいなかったので、ひとりで手続きをし、調停員さんにもひとりで話しをしました。
手続きの仕方は丁寧に教えてもらえましたが、
私にとってはこの
「調停員さんに話をする」
というのが、とても難しかったです。
話をするっというか、私達の事をちゃんと理解してもらう、というのが。
単純に今までの経緯をただ話すだけならまだしも、たった30分という決められた時間内で
主人の性格や自分の気持ち、
娘の事、
不倫相手の事など
今まで全く何の事情も知らない初対面の人間に数年間分の出来事をありのまま伝え、その時の気持ちや考えを理解してもらわなくてはいけない。
それが物凄くハードルが高い。
っていうかムリ。
落語家さんとか話のプロの方ならイケるかも。
しかし、私にはムリ。
たぶん完璧にできたって人は少ないと思います。
絶対に後から、
「あー、あれも言えば良かった」
とか
「あの時、こんな風に答えれば良かったー」
とか思うはずです。
特に調停を終えた日の寝る前に(笑)
一応、調停の申し立ての際に
離婚したい理由
DVの有無や不貞の有無
現在の収入や希望する養育費
などなど事前に用紙に記入して提出しますが、それだけでは伝えきれませんよね。
例えば同じ「不貞」が理由でも
不貞行為の期間や回数(人数?)
子供の有無
相手の家庭環境(既婚か未婚か)
慰謝料の事など、その人によって話し合う内容は全く変わってきますよね。
今までの経緯など詳しく知っている友人に話すのと、全くの初対面の人に初めて話すのとでは、
消費するエネルギーが全く違う。
かつ、30分ではムリ。
そこで私は初めての調停のとき
「自分の年表」
を書いて持参しました(笑)
でも、これはオススメです!
箇条書きでいいので、付き合い始めた頃から今までの出来事を思い付く限りに書いてみてください。
○○年○月○日 初めての暴力
○○年○月○日 不倫発覚
○○年○月○日 離婚について話し合い
○○年○月○日 殴られてケガ(診断書あり)
みたいに、思い付いた事をなんでも書いてみてください。
そして調停のときに調停員さんに渡します。
そうするとお互い目で追いながら今までの流れを確認できます。
調停員さんも重要だと思ったり詳しく知りたいことには質問がしやすかったり、
話す側からしても、年表を作っておくと記憶の整理がしやすいです。
あとから、あれも言えば良かったーっていうことがかなり減ると思います。
箇条書きでは足りない部分は調停で言葉を補足して説明したり。
そうすると、かなり話がまとまり伝えやすいと思います。
限られた時間を有効に使ってくださいね。
また、他に写真や日記などあれば持参してください。
調停員さんに より伝わりやすく、真実味がでます。
ただし!
もしも、調停だけではなく裁判もする予定ならば
調停で全てを見せてしまわず、裁判の時の証拠として残しておくのも作戦の一つだと思います。
切り札みたいな感じですかね。
裁判も考えている方は、きっと弁護士さんに依頼していると思うので弁護士さんとよく相談して提出される物を決めてくださいね。
約30分という限られた時間を2回~3回程繰り返します。
その限られた時間内で、今までの事、そしてこれからの希望、気持ちを調停員さんに伝えなくてはいけません。
焦らずに、自分の正直な気持ちを話してください。
そのためには事前の準備が大切です。
年表(笑)、写真や日記、メモや手紙、LINEのメッセージなど、とにかくなんでも持って行った方がいいですよ。
弁護士さんにも言われたのですが、
「もし、必要かどうかなって迷ったら、その時は迷った物も持ってきてください。」
とのことでした。
その時はそんなに重要じゃなくても、あとから重要な証拠になったりすることもあるそうです。
迷ったらとりあえず提出。
あとは自分の熱い気持ちを調停員さんにぶつけるだけです!
熱く語ってください!
次回は調停員さんについても書いてみたいと思います。