モラハラ不倫夫と裁判離婚できるまで

夫のモラハラ、不倫、隠し子、そして調停、裁判のことなどをアップしていきます。同じ様に悩む女性が一人でも減りますように。読んでくれた人がほんの少しでも明るくなれますように!

調停員さんについて

こんにちは、ヒラリです。

 

先週、1回目の調停について書かせてもらいましたが、

今回は調停員さんについても書いてみたいと思います。

 

調停を開くと、必ず男女2名の調停員さんが来てくれます。

ほとんどが年配の方のようです。

元先生とか元税理士さんとか、それなりの知識、教養のある人が調停員さんになるみたいですね。

その調停員さんが相手側との間に入って話を聞き、なんとか調停を成立(話をまとめる)させようとしてくれます。

 

私が抱いていた調停員さんのイメージって、

弱い物の味方!

って感じでした。

だから主人の不倫、隠し子、DVなどの話をすればきっと私の味方になってくれる!

親権や養育費など、私の希望を聞いて主人を説得してくれるはずっ!

とかなり期待していました。

実際、調停について検索をすると

「調停員を味方につけましょう」

と書いてあるものがたくさんありました。

中には調停員さんに気に入られる為の洋服やメイクのアドバイスが書いてあるものまで。

(流行物はNG、清楚系推しでした)

 

 

で、実際は。

これは私の個人的な感想ですが、

 

調停員さんには、当たりハズレがある!

 

でした。

 

ハズレなんて言うと、とても失礼だとは思うんですが

でも、私も人生かかってるんです。

だからできれば、他の方のブログにあったような味方になってくれる人が良かったです。

 

実際に私の担当になってくれた方は

主導権はがっちり男性の調停員さんが握っていました。

女性の調停員さんはほぼ発言することなく、自分の意見は言わない感じ。

聞き役に徹していてたまーにメモを取るくらいでした。

男性の調停員さんは、とにかくひたすら話をまとめようとしていました。

ホントにただひたすら調停を終わらせようとしている感じ。

主人がした事どうこうではなく。

単純に私がどこまで歩み寄れるか、妥協できるかを確認する感じです。

 

実際に言われたのが、

 

「奥さんね、養育費がたくさん欲しいのは分かるよ。

みんなそうだから。

でもね、大事なのは20歳になるまで必ず払ってもらえるかどうかが大事なんだよ。

だからね、いくらまでなら妥協できる?

 

でした。

 

調停が始まってすぐに。

 

これはハズレですよね?

ハズレって言っていいですよね? 

 

もちろん、お金の事に関しては妥協できます。

(親権は無理ですが)

調停はお互いが歩み寄り、話を進め成立させるものだとも分かっています。

事前に弁護士さんとも次のように話していました。

 

親権は絶対に私。

面会は娘が望まない限り無し。

その代わり慰謝料や養育費などお金に関しては極端に少ない金額でなければ減額に応じましょう、と。

 

弁護士さんが話してくれたのは、

「調停は裁判とは違います。

お互い少しずつ歩みより、お互いが納得できる形で離婚について話し合いましょう。」

と。

 

だから離婚、親権以外の金銭については妥協してお互いが歩み寄り、なんとか調停で解決しようと思っていたんです。

 

 

が、しかしですよ!

始まっていきなり、

「奥さん、いくらなら妥協できるの?」

って……

 

これはないですよね。

フリマの値引き交渉じゃないんだから。

いや、フリマの方がまだ丁寧かも(笑)

 

私が持っていた調停員さんのイメージは見事に崩れ去り、

「ハズレだな、こりゃ裁判かもな」

って思いました(笑)

 

とにかく、男性の調停員さんはなんとか私に金額を妥協させようとします。

話し合いというか、金額の交渉ばかり。

そして私の方にばかり妥協させようとしてくる。(そう感じる)

私が何か希望を出しても

「旦那さんに話したんだけど無理の一点張りでねー、ダメだったよー」

といって戻ってくる。

もう話し合いの場ではなかったです。

 

私も弁護士さんも、調停員さんに苛立ち始めた頃に調停は終了しました。

結局、何一つ決まらずに次回の調停の日時を決める。

そして最後に調停員さんに言われたのが

 

「あんまり決まらないようならもう不成立にして裁判にしたら?」

と。

 

これには私も弁護士さんもブチッとキレました。

温厚な弁護士さんが、

「調停員が悪いとは言いませんがね、あまりにも誠意がなさすぎる!

あちら(主人側)に歩み寄る姿勢がまったく感じられない!

それならこちらの出方も変えなくては行けませんね!」

と、めずらしく声を荒げていました。

これには私もビックリ!

そしてちょっとスッキリ(笑)

 

帰り道、弁護士さんに言われたのは

「いろんな調停員がいますけど、たまーに内容がどうこうではなくて、単純に聞き分けが良さそうだなと思った方を説得して、とにかく早く調停を成立させようとする人がいます。今回はそのパターンに当たりましたね(笑)」と。

こういう調停員さんに当たってしまった場合は、

ここまでは妥協できるけど、ここはムリ!

とハッキリ線引きをして調停員さんに伝えること。

好かれようとしないこと。

が大事だそうです。

 

第2回目の調停は、調停員さんに嫌われてもいいから自分の意見はハッキリ言おうと思います!

 

調停員さん、「ハズレ」なんて言ってスミマセン。

でも次回の調停はキャラ変して行きますからね!

聞き分けの良い「いい人」ではなく、「頑固な母ちゃんキャラ」で行きます。

覚悟していてくださいねっ!

 

調停員さんが平等な感じではなかったのですが、それがかえって私と弁護士さんを燃えさせたのでした。

 

これから調停をする方の調停員さんが、人情味溢れる素敵な調停員さんでありますよーに☆